ネットショップ(ECサイト)用語集【あ行】
EC-CUBE
EC-CUBEとは、株式会社ロックオンが開発してきたECサイト構築システム「ECKit」を元に、2006年9月1日にオープンソースとして公開(デュアルライセンスの採用により、GPLの他、商用ライセンスも選択可能)されたものを指します。
現在もなお、同社を主導として開発が続けられています。
株式会社ロックオンが2000年の創業以来、手がけてきたECサイト構築により培ったノウハウ(モジュール群)をオープンソースとして提供しているもので、このEC-CUBEを利用すれば、ECサイトを構築する際にECサイト管理機能全てを、0から作りあげる必要はありません。
このように、ECサイト構築の労力を大幅に軽減することができるほか、日本国内で開発されているため、海外で開発され日本語化されたソフトと比較すると自然な日本語表記になっているのが特徴で使いやすいのがひとつでもあります。
開発コミュニティや公式マニュアルサイトなども日本語で提供されているものが多数なため、開発者の観点から見ても安定して利用できるソフトウェアと言える。
ECサイト
ECサイトとは、自社製品、または他社の商品やサービスを販売するために、インターネット上に開設したWebサイトのことを指します。
ECとは、electronic commerce(エレクトロニックコマース)のことを指しており、いわゆる「電子商取引」の意味です。
ECサイト上でユーザーは、あたかも実際の店舗に足を運んだかのような振る舞いができることがネットショップ(ECサイト)の特徴です。
商品を探し、選び、セールコーナーを見つけてはウィンドウショッピングを楽しめます。
その中で自分の気に入った商品を見つけたら、そのままショッピングカートに入れてレジへ進み、決済をして購入完了となり実店舗に行く手間も省けます。
決済の方法は様々で、代引き郵便引換、銀行振込などのほか、電子マネーでの支払いやクレジットカードを利用するものもあり、ユーザーにはほぼ実店舗での買い物とも変わりません。
アクセシビリティ
アクセシビリティとは、高齢者・障害者を含むすべての人が、製品やサービスを支障なく利用できるかどうかを指す言葉です。
ネットショップを含め、Webサイト全般的には「誰もが情報を取得・発信でき、誰もが隔てなく情報を共有できる状態にあること」を意味する用語である。ウェブアクセシビリティともいいます。
意味合いとしては「バリアフリー」が指す意味が最も近く、Webサイトであれば音声ブラウザ(表示されているテキストを音声で読み上げるソフト)を使用しても、十分に掲載された内容が伝わるよう配慮したりするのが、アクセシビリティ向上の方法の一つです。
なお、「ユーザビリティ」という言葉が混同されて用いられる場合があるが、これについては意図する意味合いが異なってますのでぜひ注意してください。
FTP
FTPとは、ネットワークでファイル転送を行うための通信プロトコルです。
インターネット初期の頃から存在するプロトコルで、今でもインターネットでよく使用されるプロトコルの1つである。プロトコル上は任意のホスト間のファイル転送を行うことが可能であるが、通常は接続したクライアントとサーバー(FTPサーバ)間の転送に利用されています。
用途としては
・ ウェブページ用各種データファイル(HTMLソース、画像など)のクライアントのパソコンからウェブサーバへのアップロード
・パソコンソフト配布サイトや、データが入っているFTPファイルサーバーからクライアントへのファイルのダウンロード
SMTP
SMTPとは、インターネットやイントラネットで電子メールを送信するためのプロトコルのことです。
クライアント(ユーザー)が電子メールをメールサーバーに送信する際や、メールサーバー同士の間で電子メールが転送される際などに利用されています。
SMTPに対応するメールサーバーは特にSMTPサーバーと呼ばれています。
SSL
SSLとは、クレジットカード番号や顧客情報など重要な情報を、インターネット上で安全に送受信するための暗号化の標準的な方法の呼び名です。
重要な情報が他者に漏洩したり、偽の情報に改ざんされることを防ぎます。
LPO
LPOとは、ランディングページ最適化のことです。
WEBサイトにおいてサイト訪問者が最初に訪れるWEBページを工夫して訪問者が会員登録や商品購入など収益につながるなんらかの取引を行う割合(コンバージョンレート)を高めることになります。
SEO
SEOとは、GoogleやYahoo!など検索エンジンの検索結果ページにて、自らのWebサイトが上位表示されるように工夫することを指します。
また、そのためのテクニックやサービスの事を指し、別称として「サーチエンジン最適化」「検索エンジン最適化」とも呼ばれています。
検索エンジンは、ユーザーが検索したキーワードに応じて、登録されているWebサイトを一覧表示していくが、その際の表示順位はそれぞれの検索エンジンが独自の基準・方式に則って決定しているとのことです。
もちろん、Webサイトの表示順位が上位になればなるほどユーザーの目につきやすく、Webサイトへの訪問者も増えることはある意味明白ですよね☆
そのため多くの企業や店舗が、自身のWebサイトの検索順位を上げるために様々な試みを行っています。
その様々な技術や手法を総称して、SEOと呼んでいます。
しかし、ある程度伝統化したSEOの施策方法はあるものの、「SEOに王道は無し」と称されるほど、SEOのテクニックは日々変化しており、今日の明日で変わる事もあります。
理由は、検索エンジンのアルゴリズムが常に高度化しているためであり、頻繁に仕様変更が行われ、その度に順位が変動するからである。
ウェブマスターツール
ウェブマスターツールとは、検索エンジンGoogleが提供する無料のツールで、Googleの登録状況や外部リンクの数、検索キーワード(クエリ)毎のヒット順位、Webサイトのリンク切れなどを教えてくれる、とても便利なツールです。
サイト運営者のためのツールになっています。
Googleに適切にサイト内をクロールさせることや、適切に検索エンジンに評価されているか確認することが可能です。
EC
検索エンジン(サーチエンジン)とは、インターネットで公開されている情報をキーワードなどを使って検索できるWebサイトのこと。 ページに掲載する企業の広告料金で運営されるため、利用するために料金を払う必要はない。 インターネット上で公開されている情報の全文を貯えておき、キーワードによって検索する全文検索型と、カテゴリ別に分類されている状態で検索をするディレクトリ型の2種類に大別できる。 最近では全文検索型でもディレクトリ型の情報提供をしているところが増え、また、ディレクトリ型の検索エンジンにも検索機能が搭載されるようになってきた。 全文検索型ではGoogleやgoo等が有名で、ディレクトリ型ではYahoo! JAPANが有名。 Googleを使って何かを検索する際、よく「ググる」と言う。