ネットショップの構成を考えよう
ネットショップではホームページに来てくれた方に3秒で何を売っているかイメージさせ、商品構成の充実でオンリーワンなショップを目指すのが一番です。
さて、いよいよネットショップのホームページ作りに入るわけですが、ページ作りに入る前に、まずネットショップの全体像を固めておきましょう。
まずはお客様が迷わず購入できるよう構成を決めよう！
扱う商品・商材にもよりますが、まずどのような雰囲気のネットショップにしたいかを明確にしましょう。
実際に複数のネットショップを見て、「自分もこんなホームページを作りたい」といったイメージを固めていくのが一番のイメージを固める近道です。
ただし、デザインを優先するあまり、「何を売っているのかわかりづらい」ページはＮＧです。
見栄えが良くても売れなければ本末転倒になりますから。
ネットショップである以上、あくまでも販売を主としたページ作りをめざす必要があります。
そこで第一に考えたいのは、お客さまがスムーズに買い物ができるよう、全体の構成を整えることです。
どこをクリックすれば購入したい商品や情報を見ることができるのか、ひと目で判断できるような構成にすることです。
商品情報はもちろん、発送・決済情報、新着情報、ショップの規約などの案内はなるべくトップページに盛り込み、そこからすぐにアクセスできるようになっていることが必要です。
トップページから注文までの流れを手書きで作ってみる
一般的なネットショップの構成は次のようになっています。
まずはトップページ→商品カテゴリ→商品一覧ページ→商品詳細ページ→注文という流れを作ってみましょう。
その後、さらにどんな情報を載せたいか、サイトマップの構成を考えていきます。
上記のようなトップページから商品詳細ページまでをすべて紙に書き出します。
同様に発送・決済情報、ショップの規約、新着情報など、各ページの構成も紙に書き出します。
こうした下書きがすべてできる頃には、あなたのネットショップの全体像が見えてくるでしょう。
また、タイトルまわりやアイコンを先に作っておくと、全体的なイメージが自然とできて、作業がスムーズに進みます。
ひと目でお店を印象づける店名とメインの画像を利用しよう！
サイトの構成のほかにも、ホームページを作る上でいくつかルールがあります。
それが下の3つ。
とくに、「１．ひと目で何を売っている店なのかが明確にわかる」というのは、ネットショップの基本中のキホンです。「3秒ルール」とも言われ、初めてショップを訪れたお客さまは、3秒で「この店で何が売っているか」「探し物はありそうか」「期待できる店か」を判断します。
つまり、3秒で判断できないようなショップはさっさと離れ、次のショップへ移動してしまうということ。
ショップ名は覚えやすく、商品を連想できるか、トップビジュアルは印象的でわかりやすいかなど、瞬時で判断できるような工夫が必要です。
もちろん、最初から完璧にできあがったネットショップなどはありません。
この作りでよいのか、より使いやすくするにはどうしたらいいか、お客さまからはどんな意見が届いているかなどをオープン当初から把握するよう努力し、必要に応じてどんどん更新しましょう。
お客さまからの声にも耳を傾け、お客さまといっしょにショップを運営していくような気持ちで取り組んでいけば、ショップの認知度、売り上げとも伸ばしていくことができるでしょう。
ポイント１：ひと目で何を売っている店なのかが明確にわかる
瞬時に何を扱っているか判断できるようにする。
ショップ名は抽象的なものより、アジア雑貨店○○など、ストレートに何を売っているのか伝えられること。
ポイント２：“にぎわい”をもたせて期待感のあるページを作る
主力商品のリンクを写真付きで並べ、ショップの品揃えをイメージさせましょう。
ただし画像ばかりだと表示速度が遅くなるので、文字を使った “にぎわい” も演出として必要です。
「新着情報」を頻繁に更新すれば、いつも常に新しい情報のある賑わっているショップだということをアピールできます。
ポイント３：購入していない人も満足する情報のあるページを作る
どれだけ手間ひまかけて作られているかなど、商品にまつわる逸話を充実させましょう。
雑学的知識のコーナーや店長のコラムなども設け、ふらりと立ち寄ったお客さまでも楽しめるような作りにするのがポイントです。